最近ではほとんどの発表会で「連弾」の演奏を撮影させて頂いております。
2人での演奏はもちろん3人〜5人で演奏する連弾も見かけるようになりました。
さて、前回「髪型編」の冒頭でもお話しさせて頂きましたが、
ピアノ発表会のソロ演奏の写真は殆どの場合、客席のセンターから写します。
もしこのままの位置で連弾を撮影したらどうなるか。
当然ですが奥の演奏者が手前の演奏者に隠れてしまって写真には写りませんよね。
ですから連弾の場合は撮影位置を客席中央から客席右側へ移動して撮影いたします。
そうする事で、手元は隠れてしまいますが奥の演奏者のお顔はばっちり写す事が出来ます。
上の写真も客席右側へ移動して撮影したカットです。
奥の先生と手前の生徒さんだけなら身長差があるのでセンターから撮影しても顔は隠れないと思います。
でも真ん中で弾いている生徒さんのお顔はこの位置からでないとお顔は写りません。
ソロ写真に加えて連弾も撮影ご希望の場合は撮影場所を2か所確保いたしますので、予めご了承下さい。
さて、そんな連弾演奏についてご提案がございます☆
上記のようなやり方なら僕らカメラマンは写真は撮れますが、我が子の晴れ姿をカメラにおさめようとされているお父様お母様は、それまでセンターの良い位置を確保してソロ演奏を撮影しても、連弾演奏になった瞬間
「顔が隠れて見えない!」
なんてケースがあるかと思います。
本番中に大慌てでビデオカメラ片手に客席を移動されるご父兄の方を良く見かけます。
そこでご提案ですが、第一部にソロ演奏、第2部に連弾と別れている場合、間の休憩時間にピアノ自体を少し回転させて客席から演奏者の顔を見やすい角度すると言うのはいかがでしょうか。
実は以前にこの方法を実践されていたお教室があり、ご父兄の方々からも大変好評でした。
私も撮影位置を動く事がなく、他のお客様にご迷惑をかける事がありませんので安心して撮影する事が出来ました。
参考にして頂ければ幸いです☆
注)このやり方は客席がフラットの会場では逆に顔が見えなくなりますのでご注意下さい。
座席が後方に行くにつれて
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